ー ギャッベの魅力 ー


ギャッベの魅力は、「素朴さとアート性の融合」 このあいまみえない二つの感性が、

絶妙に表現されたところだと思っています。

まっすぐに織られていなかったり、デザインが不揃いだったり、色も突然ポツンと違う色が入っていたりと、

機械製作されたものに慣れた日本人の感覚では到底考えられない、ありえない事が表現された素朴な感性と、

南ペルシャの大自然の中で育まれた ” 大地の芸術 ” と呼ぶに相応しい色彩感覚でしょう。

さらに、ギャッベ一枚を織り上げるのには相当な月日をかけます。楽しかったり、時には悲しかったりなど、

織り子さんの喜怒哀楽がそのままギャッベに現れる素直さが、またなんとも言えない魅力です。

だから数ある中から自分の感性で選んできたものはみな自分の子供のようにいとおしく感じます。



この度、本サイトで紹介しているギャッベは全て、16~20 年前に織られたもので、 ギャッベが本来持っている 豊かな色彩。

大地、草原、川、夕日、大自然が遊牧民の五感を通してこのフィールドに美しく宿る逸品ばかりです。

年々ギャッベのアート性が高まり、絵画や具象画のような作品が多く見受けられるようになりました。

これは 時代とともに PC や携帯電話の普及によるもので、情報が一気に飽和した証ではないでしょうか。

芸術が革新を遂げることはひじょうに重要なことです。

この度ご縁があり、再び16年の時を経て現代に日の目を見る形となった、古き良き時代の感性豊かなギャッベをご紹介します。



手織りで手仕事だからこその個性が生まれます。

まずはその 1 枚に織り手の高い感性が感じられるかどうか。

それは 1 枚の織物を見た時に想像を駆り立てられたり、 穏やかな気持ちにさせてくれたりと、見る者の心に響き渡り、感動を与えてくれる 1 枚を「感性高き作品」だと信じ、 心に響くものだと確信しています。

私のコレクションから佳きご縁があり、豊かな暮らしの一助になることを願っています。




 

今井正人 三方舎代表

1996 年家業である「旧イマイの家具」を見と共に引継ぎ、
1998 年「造り、健康、環境」をコンセプトにした 「インテリアショップ ボー・デコール」を立ち上げる。
2002 年ブランド ZOLLANVARI 社のギャッベの選定買付 を始める。

以降芸術性、品質により卓越した自身が選定 するギャッベを「ART GABBEH』と称しその魅力を全国 に広め提携先
65 社の代表選定人として昨今の 「ギャッベブーム」を起こした中心的役割を担う。
ライフスタイルやインテリア関連の全国誌等における アートギャッベ特集の監修も多数行なう。

2011 年 7 月 15 年目の区切りに経営を引き継ぎ、新たな る可能性を求め 2011 年 8 月より世界の伝統染織の
復興継承プロジェクトを行なう「三方舎」を設立。
現在、モロッコやトルコ、ネパールでさらにワンランク 上の「 GOSHIMA 絨毯」をプロデュースしている。


初代ギャッベ選定人